トンガでHIRA HIRAしました!開催レポート

↑トンガ教員養成学校でのTシャツアート展

トンガでひらひらしました!

2019年のひらひら世界旅は、昨年に続き、太平洋に浮かぶ南の島・トンガ王国。トンガとのつながりは、2016年11月に開催された『世界津波の日」高校生サミットin黒潮』がきっかけです。その後2017年より始まった、「ランドセルプロジェクト(下で紹介します!)」でも交流を深める国。
そんなトンガで出会ったのは、広い空、真っ青な海、木々の緑、そして心も体もビッグな、笑顔のよく似合うトンガの人たち。HIRA☆HIRAを通して出会った風景や人々を、写真とともにご紹介します。



7月17日(水)・19日(金) トンガ教員養成学校での、Tシャツアート展

トンガで”2回目”となるTシャツアート展は、トンガで唯一の教員養成学校、TIOE(Tonga Insutitute Of Education)にて開催しました。ここは、JICA海外協力隊・中川歩美さんの活動先。中川さんに日本語を習う学生を中心に、学生のみなさんと一緒にひらひらの風景をつくりました。当日は、輝く太陽とカンペキな青空!さっそく会場である校庭に、みんなでロープを張り、Tシャツを1枚1枚展示していきます。ずらりと並んだ、黒潮町とトンガの小学生のTシャツ、「トンガでひらひら賞」のTシャツなど、全部で約110枚。最高の”空調”のもと、Tシャツがひらひらする風景をのんびり眺めたり、手に取って作品をじっくり見てみたり。学生も来場者も、参加したみなさんが思い思いにTシャツアート展を楽しんでくれました。。

↑ロープに通して、クリップでとめて。Tシャツの風景づくりを手伝ってくれた学生のみなさん、ありがとう。

↑青い空と芝生の緑にTシャツの白がよく映えます!校庭に「TIOE美術館」の完成です!

↑昨年もTシャツアート展を一緒に企画してくれた、日本語を学ぶ2年生のルぺさん・レシエリさん。今年は日本語でトンガについて紹介してくれました。

↑トンガの伝統料理“バイフォパ“をごちそうになりました。ココナッツミルクとバナナの甘さが絶妙◎

↑会場にお越しくださったJICAトンガ事務所のみなさんと。

↑どんなTシャツのデザインがいいかな?学生のみなさんとつくるTシャツワークショップを開催。

↑中川さんが企画してくれた “紙”Tシャツのひらひらに、今年もたくさんのトンガの人が参加!来場者も、お気に入りを選ぶ投票で参加。

↑トンガの作品とともに、日本からの“紙”Tシャツも一緒にひらひらしました。

↑日本の”紙”Tシャツの作者には、トンガの人からメッセージを。『人と人がつながるひらひらプロジェクト』です。(日本語にも挑戦したりと楽しんでくれました)

↑TIOEの先生方、そして昨年もここで出会ったトンガ人アーティストとのうれしい再会もありました。

↑黒潮町とトンガの子どもたちのTシャツが仲良くひらひら。トンガの子どもたちの絵に、学生さんも興味津々!

7月18日(木) ヌクアロファ小学校での、ランドセル寄贈式

黒潮町の婦人連合会・PTA連合会・小中学校が主体となって行うランドセルプロジェクト。2016年に黒潮町で開催された国際サミットの経験を活かし、海外とのつながりを継続したいという町民の想いで始まり、この取り組みは、今回で3年目を迎えます。今年は、トンガで最初に設立された小学校・「ヌクアロファ小学校」の子どもたちへ、50個のランドセルをプレゼントしました。

ランドセルを受け取る子どもたちと、黒潮町の人を1枚のTシャツでつなぎたい!との想いから、今回も、寄贈式の前日にTシャツ作りのワークショップを実施しました。ここでは、無地のTシャツではなく、黒潮町のみんなからのメッセージ入りTシャツに、子どもたちが絵を描きます。図工の授業が必修ではないというトンガ。最初は少しためらう様子もありましたが、次第にTシャツはカラフルな絵でいっぱいに。世界に一つだけのオリジナル”合作”Tシャツが完成!子どもたちのうれしそうな笑顔が、教室いっぱいに広がりました。

3回目の寄贈式は、初めての野外会場。当日は、気持ちのよい青空“天井”のもと、トンガの子どもたちと黒潮町の人の”合作”Tシャツと、黒潮町の小学生のTシャツが仲良くひらひら。ランドセルとTシャツの風景が、ここに完成です!

↑寄贈式では、フィフィタ教育・訓練大臣、在トンガ日本大使館・石井大使ご夫妻、黒潮町小・中学校PTA連合会の代表より、ランドセルが手渡されました。子どもたちは、輝く笑顔でランドセルを受け取ってくれました。

後日、ワークショップに参加してくれた子どもたちへTシャツをお届け。寄贈式ぶりのTシャツとの再会に、うれしそう!この経験が、みんなの中で活きてくれますように☆

7月20日(土) トンガの海でひらひら

ここトンガは、毎年7月~10月にザトウクジラが出産・子育てにやってくることで有名で、世界中のクジラファンの心をとらえて離さない、そんな場所の一つです。せっかくならば、“我らがニタリクジラ館長のお友達”ザトウクジラに出会いたい!と、Tシャツを連れてホエールウォッチングツアーに参加しました。

朝9時出発。ボートが風をきってぐんぐん進み、1時間ほどたったころでしょうか。
クジラ発見の目印、ブロー(潮吹き)と海面からのぞく背びれを見つけました。いよいよ待ちに待ったザトウクジラとのご対面です。船がすぐそばまで近づくと、尾びれを振ってごあいさつ。間近で見るザトウクジラの大迫力!「ようこそトンガへ!」なんて声が聞こえてきそう…。さえぎるものが何もない、360度見渡す限りの水平線、そんな中でクジラと出逢う感動は言葉にしつくせないほどでした。

そして、途中、美しい海に浮かぶ小さな無人島「タウ島」に立ち寄りました。”タウ”とはトンガ語で「闘い」の意味。だけどここは、「闘い」のイメージにはほど遠い、ゆったり、静かで、おだやかな雰囲気。
高台のヤシの木を拝借し、Tシャツのひらひらをつくりました。透き通るアクアブルーの海と、白い砂浜、青い空に木々の緑…。「トンガでひらひら賞」のTシャツには、そんな南国の風景の思い出とともに、トンガの海の風も染み込んでいます。

7月22日(月) ブローホールとハアモンガ遺跡でひらひら

Tシャツアート展を一緒に企画してくれた、TIOEの学生が「ぜひ訪れてください!」とおススメしてくれた場所、「ブローホール」と「ハアモンガ遺跡」にも、Tシャツを連れて行ってきました☆

「ブローホール(潮吹き穴)」の名で知られるこの場所は、岸壁に波がぶつかると、無数に空いた穴から水柱が吹き上がる、自然の景観地。大迫力の波しぶきとともに、「ブォー」と音を立てる様子から、「曹長の笛」とも呼ばれているそう。長さ4kmにわたって続くこの岸壁は、まさに自然がつくった偉大な”作品”。水しぶきが太陽の光に反射して、キラキラの虹にも出会えました☆

水柱が上がるタイミングを狙って、記念”ひらひら”を目指しましたが、予想以上の強い風。「水柱と一緒に」は叶わずですが…、真横に一直線となりバタバタと力強く踊るTシャツたちに、「大迫力」を感じてください!

さて、お次は海から山へ車を走らせること1時間、古代ポリネシアの遺跡「ハアモンガ遺跡」へ。高さ5m、総重量30~40トン。3つの巨石が組み合わさってできた、鳥居のような形をしています。13世紀ごろにつくられたそうですが、未だになぜこの場所にできたのかは、詳しく分かっていないそう。趣のあるたたずまいに重厚感を感じながら、さっそく、記念”ひらひら”。

空の上から見ると、この遺跡から海の方へのびる道があることが分かります。かつての古代ポリネシアの人たちは、ここをくぐって海へと出ていったのでしょうか…。“ひらひら”を通して、先人たちの見ていた風景と私たちが今見ている風景とが重なり、過去から現在へと旅をした気分になりました。

トンガ・いろいろアルバム☆

↑トンガで出会ったやさしい笑顔、心も体もビッグ!なトンガの人たち。

↑トンガのご飯は主食のイモと肉や魚のおかず。オタ(生)+イカ(魚)=刺身のココナッツミルク和え・最高!

↑街で出会った壁画のザトウクジラ、色鮮やかなフルーツを使った首飾り、ヤシの木と青空のおだやかな風景

↑トンガ国民に愛されるラグビー。市場に並ぶ真っ赤な応援フラッグ。小学生のTシャツデザインにもナショナルチームへの応援メッセージ