「子どもたちに教えるキルト指導要綱」
 
 企 画 日米草の根交流協会・ケイコバヤシコンセプト
 協 力 凸版印刷株式会社 ぺんてる株式会社 横濱増田窯
      株式会社アットアームズ 株式会社資生堂
 

 潮風のキルト展の審査員をして下さっている小林恵さんが、子どもたちの創造力と地域意識を伸ばし、将来に役立つようにとこの企画を作ってくださいしました。また、製作の過程では、いろいろな方・企業に声がけをし、協力を呼びかけて下さいました。


2004年 参加学校
大方町教職員低学年部会(高知県黒潮町)/馬荷小学校(高知県黒潮町)/環の会(高知県黒潮町)/浜松解放子ども会(高知県黒潮町)/南郷小学校(高知県黒潮町)/上田の口保育園(高知県黒潮町)/一宮保育園(高知県高知市)
2005年 参加学校
中央保育園(高知県黒潮町)/上田の口保育園/馬荷小学校/環の会/中村幼稚園(高知県四万十市)/大方くじら保育園(高知県黒潮町)/早咲保育園(高知県黒潮町)/南部保育園(高知県黒潮町)
2006年 参加学校
中央保育園/上田の口保育園/中村幼稚園/大方くじら保育園/早咲保育園/浜松保育園/南郷小学校/佐賀小学校(高知県黒潮町)/上川口小学校(高知県黒潮町)/大方高校(高知県黒潮町)/浜松解放子ども会(高知県黒潮町)
くじら保育園の作品
この3年間で、合計26校で取組が行われました。潮風のキルト展の実行委員会のメンバーである、地元のパッチワークキルトサークルあずさ、自然工房のメンバーが中心になって、身近な人から声がけを行っていきました。徐々にではありますが、呼びかけに対して賛同し取組を始める人が増え、広まっています。

「子どもたちに教えるキルト指導要綱」実施報告書 この取組に興味を持って頂いた方や、学校関係者や子ども会などで、取り組んでみたいとお考えの方がいらっしゃいましたら、指導要綱(→)をお送りしますので、御連絡下さい。電話・メールどちらでも結構です。

TEL 0880-43-4915 砂浜美術館事務局
E-mail nitari@sunabi.com
3年間の取組をまとめました。ダウンロードして、ご覧下さい。
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今後の展望について

「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です」。

 この美術館の作品は、砂浜であり、松原であり、そこで遊ぶ子どもたちです。作品は
24時間365日展示されています。そして作品は、日々見つけていくものでもあります。「子供たちに教えるキルト指導要綱」によって取り組まれたキルトづくりは、町の人たちが、地域の身近な自然に目を向けて表現し、見つめなおす大きなきっかけになったと思います。何か特別なものでなくていい。今日、学校の周りを歩いて見つけた花や虫、川に水の冷たさ、それがキルトにこめられるメッセージの題材になるのです。

 そして、形の違った何頭ものクジラが並ぶデザインの面白さ、逆に同じ形のクジラが並ぶデザインの面白さ。自分が思いついたままに表現し、それが地域の美術館に大人たちの作品と一緒に展示されるうれしさ。地域の人たちの参加が少なかった砂浜美術館のイベントにおいて、この取り組みによる地域参加は我々にとっても大きなきっかけでした。
 
 3
年間の取り組みの中で、少しずつではありますが、キルト作りを通じた地域内のコミュニケーションが生まれています。「保護者の方と一緒に縫う作業をする中で、普段は話すことのなかった子どもたちのこと、保護者の方たちが今考えていることを話す場がもてた」と学校の先生はいいます。「自分たちでは出来ない分は、地域の方に手伝ってもらってすごく助かった」と話していた先生もおりました。子どもたち、先生、保護者、学校をとりまく地域の人々、地域の自然が、キルトをつくることを通して、学校に集まり、できることを共有していく。この過程で生まれたつながりは、それぞれにとって大事なものになることを願っています。

 キルトは一つの作品の中に、いろいろな思いやメッセージ、人の力が込められています。一枚ずつ布と布をつなぎ合わせる糸のように、町内外に取り組みの輪を広げていきたいと思います

 この取組を通じて、それぞれの地域の子どもたちが、「自分たちの生まれた町ってこんなにすごいんだよ」と胸を張っていえるように、そして、潮風のキルト展の時期になったら、「今年はどんな作品を作っているんですか?」なんていう会話が、町のあちらこちらできくとができるように、願っています。

砂浜美術館事務局

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